オタクの自分語り場

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お疲れさまです。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会TVアニメ2期 第12話「エール!」の感想です。

 

「エール!」というタイトルのとおり、「誰かを応援すること」、「背中を押してあげること」を描いたお話でしたね。歩夢や侑、遥の様子を見た彼方がお姉さんとして尽力する様が非常に印象的でした...。

 

2期の彼方は1期の頃よりも全体をよく見て振舞えるお姉さんとしての側面が描かれていると感じていました。それこそ、今回だと同好会メンバーや遥だけでなく、東雲のスクールアイドル部のファンたちにも頼られるぐらいには。

個人的にしれっとお姉さんムーブをかます彼方がめっちゃ好きなので、この描写は色んな意味で大満足だったり。

 

それはそうと、一番印象的だったのは...。

歩夢が英国・ロンドンへ短期留学しに行くことを侑へ打ち明けるシーンです。

ここに至るまでの経緯が、歩夢推しとして「成長」を感じずにはいられませんでした。

 

 

遠く英国の地から届いた歩夢へのメッセージ。

スクールアイドル文化が浸透していない異国のファンの声を聞き、ファンのために何かできないか模索し続ける歩夢。

 

1期の頃を振り返ると、歩夢は侑のため「だけに」スクールアイドルを始めた子です。

1期12話において侑以外のファンも大好きになっている自分を認め、スクールアイドルとして、そして人間として大きな成長を遂げました。

2期の劇中においては1期よりも前向きな言葉が目立ち、せつ菜やしずく、侑など同好会メンバーを支える立ち回りを見せていました。(1話、5話、6話、8話etc...)

そして、異国のファンのために何か出来ないか模索しようとする姿は、1期の歩夢だと考えられなかったと思います。

ましてや、短期留学をしようか迷う、なんてことも無かったでしょう。

大きく成長を遂げたことを感じさせてくれた彼女ですが、一方で変わらないところもあり。

 

大切な親友である侑の存在は、やっぱり彼女の中では全く変わってませんでしたね。

物理的な距離ではなく、お互いがお互いの背中を押しあって別の道を歩むにつれて「気持ち」が離れ離れになってしまうのが怖くて、留学の件で踏ん切りが付けれずにいました。

侑と一緒に居たい、でも大好きなファンの気持ちにも応えたい。1期12話を越えた彼女だからこその悩み。これをどう乗り越えるのか?と思いましたが...。

 

東雲のファンたちの相談に呼応した彼方の発案で、ラブライブ東京予選に出場するスクールアイドルたちへ応援のメッセージを届けたシーン。「仲間だけどライバル、ライバルだけど仲間」を虹ヶ咲だけでなくスクールアイドル全体へ広げたという点で、涙を禁じ得ないシーンでありましたが...。

 

スクールアイドルとファンの関係を、侑と歩夢の友情関係に比喩してからの彼方の一言。

 

「背中を押して距離が離れたって、押してくれた手の温もりは残るよ。」

 

たとえ離れ離れになって同じ場所に居れなくなったとしても、お互いを応援する気持ちは決して変わらないよ、という彼方の言葉が歩夢の背中を押してくれました。

 

彼方に背中を押してもらった歩夢が、留学のことを伝え「侑ちゃんもどんどん進んでくれなきゃ置いて行っちゃうんだから!」と、作曲コンクールに出るか悩んでいた侑もそれに応え、作曲コンクールへ出ることを決意。

1期12話においてそれまで以上に強い絆で結ばれた2人ですが、2期12話において更に強固なものになったと強く感じました。この2人ならば、今後どんなに環境が変わろうとも、たとえ卒業してスクールアイドルでなくなってしまったとしても、お互いに切磋琢磨して成長していけるんじゃないかと思えました。

 

2期を通じて歩夢の成長を常に感じていましたが、ここまで強い言葉をもって侑の背中を押すことができるようになるとは思ってませんでした。

 

スクスタにおける歩夢も、アニガサキにおける歩夢も本当に強い子になりました。

 

歩夢推しの端くれとして、彼女が歩んでいく道をこれからも見守っていきたいと感じました。

 

そして...。

同好会のFirst Liveが楽しみですね!

明日がとうとうアニガサキ2期13話ですが、終わった後の未来よりも、まずは13話が放送される「イマ」を楽しみましょう!

 

以上