オタクの自分語り場

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ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2期 11話「過去・未来・イマ」を通じて感じたことを書き散らしていきます。今回は色々と心にくる回でした。

 

相変わらずダラダラと書いておりますが、よろしければご覧いただければと思います。

 

<同好会の「未来」>

かすみが大ニュースだと言って持ってきた「部への昇格」のお話。

 

部室や公式大会など様々なメリットがある話であるが、一方で同好会の在り方・未来にも関わる重大な話として位置づけられていました。

 

定期考査の勉強へ取り組むメンバーの様子からも、昇格が持つ意味の重さが示唆されていました。(ニャンニャンがワンワンになっちゃう話だけではない)

 

例えば...。

 

部になることで「今までとは違う新しいステージができるようになるのかな?」とかすみが言うシーン。ソロアイドルの集合体である虹ヶ咲が、東雲やYGなどグループで活動するスクールアイドルとしても活動できるようになる「未来」を彼女は考えていたようですね。最初期からの同好会メンバーであり、一度は崩壊した同好会の再建に奔走し、遂には部長として認められた彼女は、人一倍この件について考えていたのでしょう。

 

部室で話をしていた際は、「部になってもラブライブは目指さない」という話になっていましたが、やはり彼女は活動のあり方に大きな影響がある話であるとも感じていたのではないかなと思います。

 

組織のあり方によって、構成するメンバーのあり方も変化する。こういった話は現実社会でも時折見られる話であります。(逆も然り)

それは良い方向に働くこともあれば、悪い方向に働くこともあります。

 

良い「変化」と言えば...。

部室でのランジュの様子を見たせつ菜が「ラブライブに出たかったのか」とランジュへ問う一幕。「心惹かれる」と言いつつも、「ステージでみんなと一緒にパフォーマンスをすることがまだ自分には難しい」と言うランジュへ「出来るようになったら最高のスクールアイドルになれるね」と応えるメンバーだち。

 

同好会へ入ったことで、ランジュに良い変化がどんどんもたらされていますね。

 

栞子を例外として、ランジュは他者と上手く関係を築くことが出来ず孤独な日々を過ごし続けていましたね。更に、彼女がソロのスクールアイドルになった理由は「他者が分からなくても認めさせることはできるから」というネガティブな要素が入り混じるものでした。

 

そんな彼女が、こうやってみんなと一緒にテストの勉強をしたり、「みんなと一緒にパフォーマンスを出来るようになりたい」と言えるようになったのは、やはり同好会のありかたが大きな役割を果たしていると思います。

 

「色んな可愛いもかっこいいも一緒にいられる」同好会が存在しなければ、SIFを見た彼女がスクールアイドルになるために日本へ渡ってくることは無かったでしょう。こうやって、みんなと一緒に勉強をしたりといった、多くの人にとっては当たり前だった日常を彼女が過ごすことも出来なかったでしょう。

 

そして...。

誰にも負けないぐらい同好会への愛着が強いこの人も、この件で悩んでいましたね。

「弱い自分」をも受け止めてくれる、最高のライバルであり最高の仲間達が集うこの同好会のあり方が変わるかもしれないとなると、そりゃあ悩みますね。でも、果林の場合はそれだけではなく...。

 

そしてモヤモヤに耐えきれず痺れを切らしたかすみが「もう決めてしまいましょう!」と持ち掛けたことで、「何故同好会が同好会であるのか」が再定義されましたね。

 

・やりたいこと、叶えたい夢がバラバラで、常に団結しているわけではない

・それでも「スクールアイドルが大好きだ」という想いでは一致団結している

⇒まさに...同好会!

 

これまで描かれてきたとおり、同好会のメンバーは一人一人が全く異なる個性を有し、目標も全く違います。侑のようにスクールアイドルではないメンバーも所属しています。それでも、スクールアイドルへの愛では一致団結しています。

 

新しく同好会へ加わったランジュや栞子、ミアの言葉、それを受けた「これから入る誰かのためにも、今の私たちで居たいです!」と言うせつ菜の言葉。これらが決定打となり、同好会が同好会であり続けるという「未来」が決まったと感じました。

 

<同好会メンバーの「未来」>

同好会としての「未来」が描かれた後、果林を中心にそれぞれのメンバーの「未来」がフォーカスされました。

 

特に印象的だったのはミアや栞子、そして「卒業」が近づいてきた果林・エマ・彼方のあり方です。

 

・ミア

短期留学として虹ヶ咲に来ているミア。すぐに帰ってしまうのか?としずかすの2人に問われた際に答えた言葉。

「帰らないよ。やっと夢に手を伸ばしたばかりなんだから。」

 

これからも虹ヶ咲で同好会の一員としてスクールアイドルとして在り続けると宣言。

「大好きな歌を歌う」ために彼女はスクールアイドルになったのだから、当然の答えといえば当然ではありますが。

夢から目をそらし続けていた彼女が、力強い言葉で明確に夢を語れるようになったのは明確に大きく成長している証でしょう。

 

虹ヶ咲には高校3年生として所属し、祖国では大学生である彼女も、まだ14歳の少女。この歳でここまで明確に自分の夢へ向かって突き進めるようになれば、彼女の未来も非常に明るいものになると言えましょう。

 

・栞子

次の生徒会長選挙に立候補するのかと栞子がせつ菜へ尋ねたところ、生徒会長として叶えたい夢を全て叶えたため、「残りの学生生活をスクールアイドルに捧げる」とせつ菜は言う。

 

せつ菜を始め、同好会のお陰でスクールアイドルの夢へ進むことができたと言い、

その上で「皆さんの夢を応援し、サポートする」夢をも叶えたいとしたうえで。

 

「私、生徒会長選挙に立候補します。」

 

スクスタでは同好会と対立し、せつ菜を生徒会選挙で破り生徒会長に就任した栞子。
しかしアニガサキでは学園祭実行委員として登場し、同好会に対しても融和的な姿勢であったため、アニガサキ世界線では生徒会長にはならないのかな?と少し思っていました。

 

経緯はどうであれ、彼女は学校や生徒など他者のために自分を奉げることができる人です。生徒会長としての「適性」は十二分にあります。

 

だからこそ、栞子推しの端くれとしては、本当にこの言葉は本当に嬉しかったですね。

 

しかも、ある意味せつ菜から栞子へ「生徒会長」という役割だけでなく、生徒会長としての「想い」も受け継がれたように感じました。

 

・3年生たち

色んなメンバーの「未来」が描かれていく中、果林はどこかぼーっとした描写がありました。同好会メンバー共通の課題だった「部への昇格」話が解決した後に、その描写はより強調されていたかと思います。

 

ランニングをする璃奈や愛さん、勉強をしているしずかすミア、お互いに褒め合いをする侑・歩夢・ランジュ。彼女たちを見て「成長」を感じつつも、やはりどこか寂しげな顔をしているのが印象的でしたね。

 

虹ヶ咲に入りたいと言う中学生たちを見た時の表情もどこか物憂げ。

入る者が居れば、去る者も居ます。特に、在籍できる年数が決まっている学校ならば猶のこと。

 

果林の様子が変だと感じ駆けつけてきたエマと彼方に、想いを打ち明けるシーン。

 

同好会に入ってからの日々が本当に楽しく、誰もが成長している充実な日々だった。

だからこそ、「3年生の私たちが一番最初にここから居なくなる」と考えてしまっていた。

 

1期9話の時でもそうでしたが、果林の悩みはある意味一番年頃の学生らしいと思います。自身が高校から卒業する際はまだ大学受験が終わっておらず「寂しい」と思うほどの余裕はなくとも、「ここから居なくなってしまうんだな」と感じていました。

 

同好会みたいなみんなで切磋琢磨しつつも楽しい場所から離れてしまう日が来ると思ってしまうと、どうしても寂しくなってしまいますよね。

 

だからこそ、エマや彼方のこの言葉がグッと来てしまいました。

 

「昨日や明日のことで悩んでいたら、楽しい今が過ぎちゃうよ。」

「毎日今を全力で楽しんでいけば、きっと寂しいだけじゃない未来が来てくれると思うよ。」

 

いつも虹ヶ咲は僕に生きる上で大切なことを教えてくれます。

 

これからどうなるんだろう。あの時こうしていたら。あの時に戻りたい。

こんなことを思うことはよくあります。

 

でも、だからこそ「今」を全力で楽しまなきゃ!と改めて思いました。

 

 

 

そして「今」の同好会での活動を全力で楽しむために、果林が考え、同好会メンバーへ提案したのは...。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のFirst Live!

 

色んなスクールアイドルや参加者と一緒に作っていく「スクールアイドルフェスティバル」を経て、今度は同好会メンバーだけで同好会の「全て」を詰め込んでいくFirst Live。ソロだけでなく、ユニットや全体曲も何でもできる同好会だからこそ出来るライブ。

 

どんな形になるのかが本当に楽しみですね。

 

 

 

ところで、もう一波乱ありそうな....。

 

海外から歩夢宛に届いたメール。First Liveのポスターのそばに貼られていた作曲コンクールの募集ポスター。

 

これは...。

 

 

僕、この日ホークスコラボで福岡に居るのですが...。大丈夫かな。

 

それはともかく、アニガサキ2期も残り2話。クライマックスを見届けていきたいですね。