Finding Treasures Around The World!
お疲れさまです。
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会TVアニメ2期 第12話「エール!」の感想です。
「エール!」というタイトルのとおり、「誰かを応援すること」、「背中を押してあげること」を描いたお話でしたね。歩夢や侑、遥の様子を見た彼方がお姉さんとして尽力する様が非常に印象的でした...。
2期の彼方は1期の頃よりも全体をよく見て振舞えるお姉さんとしての側面が描かれていると感じていました。それこそ、今回だと同好会メンバーや遥だけでなく、東雲のスクールアイドル部のファンたちにも頼られるぐらいには。
個人的にしれっとお姉さんムーブをかます彼方がめっちゃ好きなので、この描写は色んな意味で大満足だったり。
それはそうと、一番印象的だったのは...。
歩夢が英国・ロンドンへ短期留学しに行くことを侑へ打ち明けるシーンです。
ここに至るまでの経緯が、歩夢推しとして「成長」を感じずにはいられませんでした。
遠く英国の地から届いた歩夢へのメッセージ。
スクールアイドル文化が浸透していない異国のファンの声を聞き、ファンのために何かできないか模索し続ける歩夢。
1期の頃を振り返ると、歩夢は侑のため「だけに」スクールアイドルを始めた子です。
1期12話において侑以外のファンも大好きになっている自分を認め、スクールアイドルとして、そして人間として大きな成長を遂げました。
2期の劇中においては1期よりも前向きな言葉が目立ち、せつ菜やしずく、侑など同好会メンバーを支える立ち回りを見せていました。(1話、5話、6話、8話etc...)
そして、異国のファンのために何か出来ないか模索しようとする姿は、1期の歩夢だと考えられなかったと思います。
ましてや、短期留学をしようか迷う、なんてことも無かったでしょう。
大きく成長を遂げたことを感じさせてくれた彼女ですが、一方で変わらないところもあり。
大切な親友である侑の存在は、やっぱり彼女の中では全く変わってませんでしたね。
物理的な距離ではなく、お互いがお互いの背中を押しあって別の道を歩むにつれて「気持ち」が離れ離れになってしまうのが怖くて、留学の件で踏ん切りが付けれずにいました。
侑と一緒に居たい、でも大好きなファンの気持ちにも応えたい。1期12話を越えた彼女だからこその悩み。これをどう乗り越えるのか?と思いましたが...。
東雲のファンたちの相談に呼応した彼方の発案で、ラブライブ東京予選に出場するスクールアイドルたちへ応援のメッセージを届けたシーン。「仲間だけどライバル、ライバルだけど仲間」を虹ヶ咲だけでなくスクールアイドル全体へ広げたという点で、涙を禁じ得ないシーンでありましたが...。
スクールアイドルとファンの関係を、侑と歩夢の友情関係に比喩してからの彼方の一言。
「背中を押して距離が離れたって、押してくれた手の温もりは残るよ。」
たとえ離れ離れになって同じ場所に居れなくなったとしても、お互いを応援する気持ちは決して変わらないよ、という彼方の言葉が歩夢の背中を押してくれました。
彼方に背中を押してもらった歩夢が、留学のことを伝え「侑ちゃんもどんどん進んでくれなきゃ置いて行っちゃうんだから!」と、作曲コンクールに出るか悩んでいた侑もそれに応え、作曲コンクールへ出ることを決意。
1期12話においてそれまで以上に強い絆で結ばれた2人ですが、2期12話において更に強固なものになったと強く感じました。この2人ならば、今後どんなに環境が変わろうとも、たとえ卒業してスクールアイドルでなくなってしまったとしても、お互いに切磋琢磨して成長していけるんじゃないかと思えました。
2期を通じて歩夢の成長を常に感じていましたが、ここまで強い言葉をもって侑の背中を押すことができるようになるとは思ってませんでした。
スクスタにおける歩夢も、アニガサキにおける歩夢も本当に強い子になりました。
歩夢推しの端くれとして、彼女が歩んでいく道をこれからも見守っていきたいと感じました。
そして...。
同好会のFirst Liveが楽しみですね!
明日がとうとうアニガサキ2期13話ですが、終わった後の未来よりも、まずは13話が放送される「イマ」を楽しみましょう!
以上
今を全力で!
お疲れさまです!
ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2期 11話「過去・未来・イマ」を通じて感じたことを書き散らしていきます。今回は色々と心にくる回でした。
相変わらずダラダラと書いておりますが、よろしければご覧いただければと思います。
<同好会の「未来」>
かすみが大ニュースだと言って持ってきた「部への昇格」のお話。
部室や公式大会など様々なメリットがある話であるが、一方で同好会の在り方・未来にも関わる重大な話として位置づけられていました。
定期考査の勉強へ取り組むメンバーの様子からも、昇格が持つ意味の重さが示唆されていました。(ニャンニャンがワンワンになっちゃう話だけではない)
例えば...。
部になることで「今までとは違う新しいステージができるようになるのかな?」とかすみが言うシーン。ソロアイドルの集合体である虹ヶ咲が、東雲やYGなどグループで活動するスクールアイドルとしても活動できるようになる「未来」を彼女は考えていたようですね。最初期からの同好会メンバーであり、一度は崩壊した同好会の再建に奔走し、遂には部長として認められた彼女は、人一倍この件について考えていたのでしょう。
部室で話をしていた際は、「部になってもラブライブは目指さない」という話になっていましたが、やはり彼女は活動のあり方に大きな影響がある話であるとも感じていたのではないかなと思います。
組織のあり方によって、構成するメンバーのあり方も変化する。こういった話は現実社会でも時折見られる話であります。(逆も然り)
それは良い方向に働くこともあれば、悪い方向に働くこともあります。
良い「変化」と言えば...。
部室でのランジュの様子を見たせつ菜が「ラブライブに出たかったのか」とランジュへ問う一幕。「心惹かれる」と言いつつも、「ステージでみんなと一緒にパフォーマンスをすることがまだ自分には難しい」と言うランジュへ「出来るようになったら最高のスクールアイドルになれるね」と応えるメンバーだち。
同好会へ入ったことで、ランジュに良い変化がどんどんもたらされていますね。
栞子を例外として、ランジュは他者と上手く関係を築くことが出来ず孤独な日々を過ごし続けていましたね。更に、彼女がソロのスクールアイドルになった理由は「他者が分からなくても認めさせることはできるから」というネガティブな要素が入り混じるものでした。
そんな彼女が、こうやってみんなと一緒にテストの勉強をしたり、「みんなと一緒にパフォーマンスを出来るようになりたい」と言えるようになったのは、やはり同好会のありかたが大きな役割を果たしていると思います。
「色んな可愛いもかっこいいも一緒にいられる」同好会が存在しなければ、SIFを見た彼女がスクールアイドルになるために日本へ渡ってくることは無かったでしょう。こうやって、みんなと一緒に勉強をしたりといった、多くの人にとっては当たり前だった日常を彼女が過ごすことも出来なかったでしょう。
そして...。
誰にも負けないぐらい同好会への愛着が強いこの人も、この件で悩んでいましたね。
「弱い自分」をも受け止めてくれる、最高のライバルであり最高の仲間達が集うこの同好会のあり方が変わるかもしれないとなると、そりゃあ悩みますね。でも、果林の場合はそれだけではなく...。
そしてモヤモヤに耐えきれず痺れを切らしたかすみが「もう決めてしまいましょう!」と持ち掛けたことで、「何故同好会が同好会であるのか」が再定義されましたね。
・やりたいこと、叶えたい夢がバラバラで、常に団結しているわけではない
・それでも「スクールアイドルが大好きだ」という想いでは一致団結している
⇒まさに...同好会!
これまで描かれてきたとおり、同好会のメンバーは一人一人が全く異なる個性を有し、目標も全く違います。侑のようにスクールアイドルではないメンバーも所属しています。それでも、スクールアイドルへの愛では一致団結しています。
新しく同好会へ加わったランジュや栞子、ミアの言葉、それを受けた「これから入る誰かのためにも、今の私たちで居たいです!」と言うせつ菜の言葉。これらが決定打となり、同好会が同好会であり続けるという「未来」が決まったと感じました。
<同好会メンバーの「未来」>
同好会としての「未来」が描かれた後、果林を中心にそれぞれのメンバーの「未来」がフォーカスされました。
特に印象的だったのはミアや栞子、そして「卒業」が近づいてきた果林・エマ・彼方のあり方です。
・ミア
短期留学として虹ヶ咲に来ているミア。すぐに帰ってしまうのか?としずかすの2人に問われた際に答えた言葉。
「帰らないよ。やっと夢に手を伸ばしたばかりなんだから。」
これからも虹ヶ咲で同好会の一員としてスクールアイドルとして在り続けると宣言。
「大好きな歌を歌う」ために彼女はスクールアイドルになったのだから、当然の答えといえば当然ではありますが。
夢から目をそらし続けていた彼女が、力強い言葉で明確に夢を語れるようになったのは明確に大きく成長している証でしょう。
虹ヶ咲には高校3年生として所属し、祖国では大学生である彼女も、まだ14歳の少女。この歳でここまで明確に自分の夢へ向かって突き進めるようになれば、彼女の未来も非常に明るいものになると言えましょう。
・栞子
次の生徒会長選挙に立候補するのかと栞子がせつ菜へ尋ねたところ、生徒会長として叶えたい夢を全て叶えたため、「残りの学生生活をスクールアイドルに捧げる」とせつ菜は言う。
せつ菜を始め、同好会のお陰でスクールアイドルの夢へ進むことができたと言い、
その上で「皆さんの夢を応援し、サポートする」夢をも叶えたいとしたうえで。
「私、生徒会長選挙に立候補します。」
スクスタでは同好会と対立し、せつ菜を生徒会選挙で破り生徒会長に就任した栞子。
しかしアニガサキでは学園祭実行委員として登場し、同好会に対しても融和的な姿勢であったため、アニガサキ世界線では生徒会長にはならないのかな?と少し思っていました。
経緯はどうであれ、彼女は学校や生徒など他者のために自分を奉げることができる人です。生徒会長としての「適性」は十二分にあります。
だからこそ、栞子推しの端くれとしては、本当にこの言葉は本当に嬉しかったですね。
しかも、ある意味せつ菜から栞子へ「生徒会長」という役割だけでなく、生徒会長としての「想い」も受け継がれたように感じました。
・3年生たち
色んなメンバーの「未来」が描かれていく中、果林はどこかぼーっとした描写がありました。同好会メンバー共通の課題だった「部への昇格」話が解決した後に、その描写はより強調されていたかと思います。
ランニングをする璃奈や愛さん、勉強をしているしずかすミア、お互いに褒め合いをする侑・歩夢・ランジュ。彼女たちを見て「成長」を感じつつも、やはりどこか寂しげな顔をしているのが印象的でしたね。
虹ヶ咲に入りたいと言う中学生たちを見た時の表情もどこか物憂げ。
入る者が居れば、去る者も居ます。特に、在籍できる年数が決まっている学校ならば猶のこと。
果林の様子が変だと感じ駆けつけてきたエマと彼方に、想いを打ち明けるシーン。
同好会に入ってからの日々が本当に楽しく、誰もが成長している充実な日々だった。
だからこそ、「3年生の私たちが一番最初にここから居なくなる」と考えてしまっていた。
1期9話の時でもそうでしたが、果林の悩みはある意味一番年頃の学生らしいと思います。自身が高校から卒業する際はまだ大学受験が終わっておらず「寂しい」と思うほどの余裕はなくとも、「ここから居なくなってしまうんだな」と感じていました。
同好会みたいなみんなで切磋琢磨しつつも楽しい場所から離れてしまう日が来ると思ってしまうと、どうしても寂しくなってしまいますよね。
だからこそ、エマや彼方のこの言葉がグッと来てしまいました。
「昨日や明日のことで悩んでいたら、楽しい今が過ぎちゃうよ。」
「毎日今を全力で楽しんでいけば、きっと寂しいだけじゃない未来が来てくれると思うよ。」
いつも虹ヶ咲は僕に生きる上で大切なことを教えてくれます。
これからどうなるんだろう。あの時こうしていたら。あの時に戻りたい。
こんなことを思うことはよくあります。
でも、だからこそ「今」を全力で楽しまなきゃ!と改めて思いました。
そして「今」の同好会での活動を全力で楽しむために、果林が考え、同好会メンバーへ提案したのは...。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のFirst Live!
色んなスクールアイドルや参加者と一緒に作っていく「スクールアイドルフェスティバル」を経て、今度は同好会メンバーだけで同好会の「全て」を詰め込んでいくFirst Live。ソロだけでなく、ユニットや全体曲も何でもできる同好会だからこそ出来るライブ。
どんな形になるのかが本当に楽しみですね。
ところで、もう一波乱ありそうな....。
海外から歩夢宛に届いたメール。First Liveのポスターのそばに貼られていた作曲コンクールの募集ポスター。
これは...。
週末に戦略兵器クラスの特大級ゆうぽむミサイル喰らって「終わり」を迎える可能性がある 日曜日に観光する気でいるけどまともな精神状態でいられるのかな
— ワタポン (@P18198884) 2022年6月12日
僕、この日ホークスコラボで福岡に居るのですが...。大丈夫かな。
それはともかく、アニガサキ2期も残り2話。クライマックスを見届けていきたいですね。
Dear,my friends!
こんばんは。
当方、この2週間はアイドルプロデュースに手を取られており、中々感想を記せなかったのですが落ち着きました。もう数時間で11話放送というタイミングですが、
手短に10話の「ここが良かった!」というのをメモ代わりに記します。
(9話も書かないと、ですがあのお話で感じたトキメキは、とても短文で記すことなどできませんので、後ほど...)
1.13人の同好会
まずは、新しく同好会の仲間に加わった3人を改めて歓迎するシーン。
律儀に手書きの入部届を認めてくる栞子、ランジュに突っ込むミア、色々ありましたが...。やっぱりこのシーンが好きですね。
まるで「子犬みたいだ」とかすみを評するミアに対して、「かすみんは子犬ではありません!!! グヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ...」と抗議するかすみ。
いやここの唸り声完全に子犬やん、チワワとかの類。やっぱりかすみんはカワイイ。
スクスタ等でのミアとかすみの掛け合いがめちゃ好きなので、アニガサキでも無事拾われてこの時点で大満足。
2.悪い顔をする中須後輩、なお善行しかしない模様
他媒体ではよく見たかすみんの「悪い顔」がいっぱい見れましたね。
でもこんなに悪い顔をしておきながら、目的は「かすみんが同好会の部長であると認めさせる」こと。そして達成するために何か細工をするわけでもなく、皆で楽しめることばかり企画して真正面からチャレンジする。かすみんが根っこから「良い子」であることを感じさせてくれる場面でしたね。
3.横浜・鎌倉旅行
横浜の赤レンガ倉庫やハマスタ、鎌倉の大仏など、様々な場所をメンバーが巡っていましたね。鎌倉はしずくの地元であり、いつか出てきてくれたらな~と思ってたら今回思いっきり描かれてしまいましたね。しずく推しの僕、大満足。(なお鎌倉行ったことは無い)
また、横浜は私が日本で一番好きな街と言っても過言ではない街です。いつか住みたいと思ってるぐらいです。スクスタでも歩夢やしずくのキズナエピソードで出てきているこの街がアニガサキを通じて描かれたのは、色んな意味で嬉しかったです。
これは近いうちに横浜から鎌倉を巡る1泊2日のツアーを企画するしか無いか...??
(当方神戸市民故にぱっと聖地巡礼できないのが辛い...)
4. 幼馴染、尊きもの。
栞子とランジュの関係、余りも尊すぎないか...??
どこか浮かない顔をしていたランジュ、それを気にかけていた栞子。
「同好会の皆と写真を撮りたい」と打ち明けたランジュへ、「まずは二人で一緒に撮ろう」と誘う栞子。
恐らくランジュは今まで誰かと一緒に写真を撮るということ自体あまり無かっただろうと思います。故にどうやって誘えばよいのかもわからなかったのでしょう。そのランジュの背中を押してあげる栞子の優しさが心に染みるのです。それまでニコニコしながら見てた私も、この場面では涙を禁じ得ませんでした。
5. Love U my friends.
友達への感謝の歌の詞を、同好会みんなで考えるという展開。
最早言葉は要らない。いや、この気持ちをどうやって言葉で表せばよいのか...。
アニメではShort版として流れましたが、恐らくはFullの歌詞を考えていると勝手に解釈しています。そう考えると、以下の詞が非常に刺さってしまいました。
時々 ぶつかって
ひとりで 不安になって
涙を越えたら
虹がねぇ 見えたの!!
Love U my friendsより
さて、このブログを投稿する数分後に第11話が始まります。
ラブライブ!の2期11話は非常に重い意味を有すると先達達から聞いています。
覚悟を決めて、私は彼女たちへ向き合いたいと思います。
以上
My History of TOKIMEKI
こんにちは。
ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2期第8話「虹が始まる場所」が先日放送されましたね。まごうことなき「神回」と言えるお話でした。自分にとっての「トキメキ」を明確に定義してみせた侑・侑の情熱に呼応したミア・同好会へ別れを告げるランジュ等々、見どころ満載でしたが....。私にとって一番印象的だったのは、やはり「この曲」です。
リアタイでこのMVを拝見した時、当然私は涙でグッズグズになっていたわけですが、今までの虹ヶ咲の歩み、そして私自身の虹ヶ咲との歩みを思い出していました。
そこで、考察等は他の方にお任せし、TOKIMEKI RunnersのMVを見返しながら私が虹ヶ咲に対して抱いてきた「トキメキ」を一度整理していきたいと思います。
<前提>
私はアニガサキ1期からのファンです。ラブライブ!自体も虹ヶ咲からの人間です。
<注意>
ネタバレ等々
また、私の「トキメキ」を振り返る関係上、MVの順番どおりにならないことをお許しください。
- Aメロ・Bメロのソロカット=1期個人回の順番
AメロからBメロにかけて、ソロカットが連続して入れられておりましたが、こちらはアニガサキ1期における個人回の順番でしたね。これらの個人回の順を追ってどんどん虹ヶ咲を好きになっていった思い出があります。
そもそも、元来私はラブライバーではありませんでした。アニガサキを見たきっかけも友人に薦められた曲が非常に良かったので気になって調べてみたらたまたま10月からアニメをやることを知った、というものでした。(ちなみに元々は「プロデューサー」と呼ばれる人種です)
当時はCOVID-19による影響で様々なイベントが思うようにできなかった時。もともとそれまで応援していたコンテンツの大切なライブ等が次々と中止に追い込まれ、心に大穴が空いていた時期でした。当時は無理やり気持ちを持たせていましたが、今思えばかなりしんどい時期だったと思います。そんな時だったからこそ、何か心の穴を埋めてくれる存在を求めていたのかもしれません。
興味本位でアニメを見始めた私ですが、1話1話と進むごとにメンバー1人1人の魅力と物語に引き込まれていきました。1話の「Dream with You」の映像に圧倒され、2話のかすみの精神的成長に唸らされ、3話の「DIVE!」の力強さに魅了され...。そして8話、12話を通じて歩夢・しずくのことが心の底から大好きになり...。13話の「夢がここからはじまるよ」に至る頃には、もう長年応援してきてたのかのように感動してしまいました。
- Blooming Rainbow/First Live "with You"
サビ入りで挿入された2本のカット。Blooming RainbowとFirst Live"with You"のジャケットイラストをアニガサキ風にアレンジしたものでしたね。璃奈がボードを付けていなかったり、せつ菜が制服だったりとアニガサキ設定をしっかり反映しているところがポイント高いです。虹ヶ咲の歩みをこのような形で思い起こさせてくれるとは思ってもおらず、8話を通じて殆ど崩壊していた私の情緒はここで音を立てて崩れていったのでした。
(特にLove U mf friends衣装を描いてくれたのが本当に嬉しかったです...)
それはそうと、先述のとおり私はアニガサキ1期からのファン。よってBlooming Rainbowに収録された各イベントやFirst Liveにはリアルタイムでは参加しておりません。後から映像で拝見しました。特にFirst Liveを見たことが、アニメーション作品としての虹ヶ咲だけでなく、キャストさんたちやほかの展開も含めたコンテンツとしての虹ヶ咲を好きになった大きなきっかけになったと記憶しています。
アニガサキに完全に魅了されてしまった12月某日、「アニガサキから好きになってくれた人には是非1stLIVEを見て欲しい」旨のツイートを拝見しました。アニメの出来がとんでもなく良かったので、ライブも見てみようと思い...。
買っちゃいました。見ました。これでもかと泣きました。
(特にDay1の「開花宣言」と「Love U my friends」)
「テレビアニメ化」のお知らせを見た瞬間、当時住んでいた大阪の部屋が涙で沈みました。(オタク特有のクソデカ表現)
元々アニメ化の予定がなかったことを知ったのも、このライブBDを見た時です。ラブライブ!といえばアニメだと思っていた自分にとって非常に驚きでした。
First live・アニメ化に至る道程、キャストさんたちの努力・想い。これまで虹ヶ咲を応援してきたラブライバーの皆さんの想い。すべてがこのライブ、そしてアニメに表現されていると感じました。
アニメとしての虹ヶ咲だけでなく、コンテンツとしての虹ヶ咲を好きになったのは、やはりFirst liveを見たことが非常に大きかったです。コンテンツに関わる全ての人の「愛の強さ」が私の心にも強く突き刺さりました。
その後、Blooming Rainbowも購入し、「校内マッチングフェスティバル」等も視聴しました。虹ヶ咲がどうなるのかまだよく分からないその日から、ずっと、ずーーーっと、キャストさんたちが弛まぬ努力を積み重ね続けてきたからこそ、またファンの皆さんが応援してきたからこそ、私が虹ヶ咲に出会うことができたんだと感じさせてくれました。感謝しても感謝しきれません。
キラキラ繋がって
虹色があふれる
出逢えた奇跡は 何より宝もの
大好きが咲いている
僕たちのドリームワールド
一緒に叶えよう
とびきりの明日へ行こう!
Love U my friends
Love U my friends 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
本当に「出逢えた奇跡は何よりも宝もの」ですね。
色んな人の「大好き」の気持ちのお陰で、私は虹ヶ咲に出会うことができました。
虹ヶ咲のお陰で私の心は救われました。
だからこそ、今度は私が虹ヶ咲のために自分が出来ることをやりたいと強く思っています。
- ピアノを弾く侑
緊張からか手を震わせながらも、TOKIMEKI Runnersのイントロを皆の前で演奏する侑。
私はこの場面を見た瞬間、「あの日」のことを即座に思い起こしました。
本当に虹ヶ咲に出会えて、大好きになれて、こんな最高なライブに参加できる機会を頂けて、そして開催してくれて、本当に良かった!!!!!!!!!!
— ワタポン (@P18198884) 2021年5月9日
ありがとうございました!!!!!!!!!! #虹ヶ咲3rd_DAY2
何年も頑張ってきた人たちの夢が叶う瞬間をこの目で見届けることが出来て本当に幸せでした。
一方で、この場に立てなかった仲間の存在もありました。
「彼女」にもいつかこの景色を見て欲しいと強く願ったのもこの時です。
幸いにして、次の年の2月、最高に頼もしい仲間がさらに2人加入した状態で、その願いは叶ったのですがそれはまた別のお話...。
- 最後に
8話のTOKIMEKI RunnersのMVを見た結果、今までの範疇で、私の「トキメキ」の歴史を振り返ってみました。
※3rdライブから今日この日まで、ユニットファンミや4thLIVEなど色んなことがありました。その一つ一つが現在の「大好き」を構成する要素になるのですが、ここはまたどこかで...。
何度も言いますが、私は元々ラブライバーではありませんでした。
それでも、心がズタボロだったかつての私を救ってくれたのは、ラブライブ!の仲間である虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会です。
ワクワク叶える物語(ストーリー)
どうなるかは僕ら次第
出会いって それだけで 奇跡と思うんだよ
ワクワク叶える物語(ストーリー)
みんなで楽しくなろうよ
生きてる!ってココロが 叫んじゃう
そんな実感欲しいよねっ
TOKIMEKI Runners 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
あの日、大西亜玖璃さんが仰っていたこの言葉。
「メットライフを満員にしたい。」
「東京ドームに行きたい!」
「紅白歌合戦にも出たい!」
私一人の応援でどうこうなるものではないと思っています。
それでも、虹ヶ咲の皆が抱いている夢ならば、それを叶えるために出来ることが何かあるはずだと思ってます。
これからも、虹ヶ咲の皆が描いていく物語を見守っていきたいです。
そしてその時々で自分ができることを精一杯やっていきます。
それが大好きな人たちへの恩返しになると信じて。
自分RESTART
こんにちは。
テレビアニメ 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期 7話「夢の記憶」、最高でしたね。虹ヶ咲での推しの一人である三船栞子の個人回でありました。三船栞子が再び「走り出す」回であり、「夢を追うこと」を大切にするアニガサキを象徴する回だったのではないでしょうか。
私自身はTwitter等では表に出さないようにしてましたが、スクスタで「色々」とあったために一部不安視する声も2期放映前はありましたが....。完全に杞憂でしたね。
(1話のランジュを見て全く心配ないな、とは思ってましたが。ここまでとは...。)
(スクスタくん、メインストーリーは色々あったけどキズナエピソードは100点中1000億点付けれるぐらい掘り下げが凄いからみんな読んで...)
さて、7話を通して感じたことを書き散らかします。
<要注意>
ネタバレ・解釈違い・語彙力皆無文etc...
放送開始初っ端のこのシーン、「ヤバイ!!!!」と直感しました。
ゲームの展開とは異なり、栞子がスクールアイドルに対して最初から友好的だったのは、もしかして薫子の影響...?とこの時点で察しました。
いつもはTwitterでハッシュタグ実況をし、後半に行くにつれて感情がバグって実況できなくなるのが常でしたが、この時は最初から何も言葉に表すことができませんでした...。
紫苑女学院の資料室にて薫子の口から語られる栞子の夢。
高校生になったら姉と同じスクールアイドルになりたい、と話していた幼いころの栞子。この話をする時の薫子の語り口もどこか楽しげ。自分の代は「パッとしなかった」と言うものの、良い思い出だったんだろうな...と。
私も学生の頃はガッツリ部活に打ち込んでましたが、成績もパッとしないものでした。でも、とにかく楽しかった記憶はあります。(試合では応援団長紛いの役割をすることが多かったですね。)
この後の薫子の言葉も含め、彼女には共感する箇所が多々ありました。
せつ菜を始め、同好会メンバーが栞子をスクールアイドルに誘い、栞子が強く拒否するシーン。栞子の「適性」を重視する生き方のきっかけに姉が強く関係している点はスクスタでも語られていたところですが、その内容は全く違いましたね。
「夢破れ後悔する姉」を見た結果、夢を追うのではなく自分の出来ること(適性)を重視し、他の誰かをサポートする生き方を選んだと。これはこれで「素晴らしい生き方」だと私は思いますし、この生き方をこの歳で徹底できる栞子は本当に凄い子だと思います。
でも、ホンマにそれでええんか?
栞子の回想シーン。ここにきてタイトル回収...。
ランジュが香港に引っ越してしまい栞子が寂しそうだからと、学校に連れて行って自分のステージを見せてあげる薫子は本当に良いお姉さんですよね。たとえ「パッとしない代」だったとしても、栞子からすれば理想のスクールアイドルであり、目標であったのも納得です。
(5話辺りで栞子をツーリングに連れ出そうとしてた辺り、自由奔放なところはスクスタ世界線とそう変わらないのでしょうが...)
そんなお姉さんが最後のステージで涙を流した。幼い時分だと「涙=後悔」と思い込んでも致し方ないです。自分よりもカッコよくてキラキラしていた憧れの人が飛び込んで「後悔した」ことを、自分がやっても「絶対に失敗する。同じ思いはしたくない。」と考えてしまったのでしょう。だからスクールアイドルの夢を諦めてしまったと思います。
栞子を気にかける同好会メンバー。「適性」の有無に関わらず、「夢」へ向かって駆け出し奮闘する侑の「後悔、するんじゃないかな。」の言葉は非常に重みがありましたね。その上で、栞子の「適性」を重視する考えを否定せず、それでも「夢を諦めないで欲しい」という想いを伝えようとする同好会メンバーの優しさが身に染みますね...。
りんかい線のマスコットキャラクター「りんかる」が射的で標的にされていたり、VR格闘ゲームで栞子が割とノリノリな顔で楽しんでいたり、愛さんが三輪車でとんでもないコーナリングをキメてたりと見どころ満載のシーンでしたね。
でも、個人的に一番大切なのは上記のシーン。感想を尋ねられた栞子の一言が、「どなたも自分のやりたいことを体現されていると感じました」。ここまで、徹底的に栞子は「自分」を抑制し続けていますよね。だからこそ、この後のシーンが非常に刺さりました。
栞子の「夢のはじまりの場所」でせつ菜を始め、同好会から栞子へ述べられる感謝の言葉。「栞子のお陰でみんなの夢を叶える『スクールアイドルフェスティバル』が無事開催できた。だからこそ、みんなの夢を叶える日に栞子の夢も叶えて欲しい」、と。この辺りから同好会メンバーの優しさに涙が止まらなくなっていました。
それでも、夢を叶えて欲しいと言われ、自分でもどこかで夢を諦めずにいられなくとも、「憧れの人が失敗して後悔した」ことには中々踏み出せないですよね。それでも、とにかく蓋をして押し殺していた栞子の想いが、同好会メンバーの言葉をきっかけに蓋が外れてあふれ出していくような印象を受けました。
そこに現れる姉の薫子。自分のスクールアイドルの夢自体は上手くいかなかったが、決して後悔してないと、栞子の誤解を解く言葉を語りかけていくシーン。
薫子「確かにあの時は悔しかった。でも、やってよかったと思っている。」
薫子「私はあなたが応援してくれたから、幸せな高校生活を送れたと思ってる。それで今は教師になって、たくさんの生徒を、あなた(=栞子)を、応援できる人になりたいと思っている。」
歩夢「三船さんはお姉さんのステージを見て、たくさんの幸せをもらったんじゃないの?」
薫子と栞子の「絆」を強く感じるやりとりでした。幼いころの栞子が応援してくれたから、今度は教師と言う形で栞子を応援したいという薫子の想いが身に染みる...。「やってもらって嬉しかったことを、誰かにしてあげたい」みたいなことってよく言われると思うのですが、その理想形を体現した関係性ですよね。
そして、スクールアイドルの夢を再び追いかける決意を固めた栞子に対する一言。
果林「やりたいという気持ちがあなたにあるのなら、それだって十分適性と言えるんじゃない?」
栞子の適性を重視する思想を否定せず、逆に背中を押す言葉につなげる果林先輩本当にイケメン過ぎるんよ...。
そうして恒例の結界を発動して披露される『EMOTION』。
作詞・作曲はtofubeatsさん。物語としっかり紐づいた詞と、栞子の「和」要素をふんだんに取り入れたメロディを本当にありがとうございました。
しかも兵庫県神戸市出身の方とのこと。同郷のスバラシイヒトがこんなところにも...。
(小泉萌香さんは尼崎出身だし、矢野妃菜喜さんも兵庫県出身らしい。ヒョーゴスラビア出身者って結構案外多いね)
なあ、ショウ・ランジュ。君は...。過去に何があったんだい...? 素直に「お友達」になりたいと言えない、何かがあるのかい...?
1期10話あたりの歩夢に通ずる「何か」を感じます。完璧人間に見えるランジュにも、「何か」があるんだよな...。
(スクスタもそうだったから、もっと感情に来る「何か」をアニガサキは構えてそう...)
<総まとめ>
オタクの感情をダラダラと書き連ねましたが、7話を無理やり一言でまとめると、
「三船栞子が再び走り出した」お話だと言えるのではないでしょうか。
アニガサキではスクールアイドルとしての成長だけでなく、キャラクターそのものの成長を描いてくることが非常に多いです。今回はそんなお話でした。今まで失敗への恐怖から「本当にやりたいこと」を押し殺して生きてきた栞子が、色んな人の支えを得て「やりたいこと」へ向かって一歩を歩み始めることができた。これは当に三船栞子という1人の人間としての成長物語でしょう。
やってみたいことがあるのなら、チャレンジしてみよう。失敗してしまっても、そこから何かを学んで次に繋げればいい。やってみて無駄なことなんてない。この考え方は、高校生・大学生である虹ヶ咲メンバーや栞子・薫子に限らず、若手社会人である私など多くの人たちに通ずるものではないでしょうか。
アニガサキはある意味私にとってただのアイドルアニメではなく、生きる上の考え方を教えてくれる存在です。是非、色んな方々に見ていただきたい作品です。この後の物語も非常に楽しみですね。
〈おまけ〉
ブログの題名の元ネタは765PRO ALLSTARSの名曲「自分REST@RT」です。
先日バンナムフェス2ndに参加してきまして、その時に765ASパートの最後に流れた曲です。BNF2ndDay1の日に三船栞子の「RESTART」ともいえる7話が放映されたのも、何かの因果だと思い題名に採用しました。
最高にHappy-Amazingなお祭りでしたね。プロデューサー勢から見た虹ヶ咲の感想を見たり、ラブライバーから見たアイマスの感想を見るのがめちゃくちゃ楽しいです。またこんなお祭りがあればいいなと思う所存です。電音部はハラジュクがめっちゃ好き
以上